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エクシブを売却するということ

  • 執筆者の写真: Admin
    Admin
  • 2017年5月24日
  • 読了時間: 3分

この仕事をしているとエクシブを通じていろいろな方にお会いします。エクシブが不必要になってしまった方、これからエクシブを購入していろいろと楽しもうと期待を膨らませている方、エクシブのファンになって今よりいいグレードへと買い替えする方もいらっしゃいます。

ただ一つクラベールから皆さんにアドバイスがあるとしたらいつかはエクシブとさよならをしないといけない時が来るということです。

中には家族でファンになってもらって息子さんが相続してくれるというお客様もいらっしゃいますが実はそのような事はレアケースなのです。多くの方がいつかはエクシブを手放す時が来るのです。

そこでエクシブを手放すという事が今一度どういう事なのか考えてみようと思います。

クラベールは個人的にエクシブが大好きです。たまにいろいろ細かい事を言ったりするのでアンチエクシブなの?と誤解される事も多いのですがクラベールのブログをよく読んでいただくとエクシブが好きなのはご理解いただけると思いますし嫌いだったらこんな商売してる訳がありません。(笑)

クラベールはエクシブを手放すという事はただ単なる不必要となった物を処分するという事とは異なると考えています。

何故ならエクシブはただ単なるリゾート会員権という事以外に、そこで過ごした時間や思い出というお金では計算出来ないものが含まれているからです。

中にはエクシブを手放そうというとこに至るまでにほとんど良い記憶がない。というお客さんもいらっしゃるかもしれませんが、そんな方でも一つや二つぐらいは何らかの良い思い出があるのでしょうか。

先日、長くお付き合いをさせて頂いているお客様からご相談があり御宅にお伺いさせて頂きました。エクシブを手放そうかと思っているという趣旨でのご相談です。

このお客様とはかれこれ20年近いお付き合いをさせてもらっています。このお客様にはクラベールはかなりの思い入れがあり、リビングのピアノの上にエクシブ山中湖で撮られた写真が飾られているのが印象的でもあるお客様だからです。

高齢になりエクシブを利用する事が困難になってしまったし、ノーマルタイプを所有している為二人の息子さんには20万円近い年会費は負担が重すぎるという事でありました。

エクシブの13泊タイプに買い変えの提案とかどうなんだろう。と考えてみましたが、ノーマル、バージョンの仲介相場の価格差があまりないのを考えるとお客様の為にならないのでご提案させていただくのは控えました。

残念ですがこのお客様の状況を考えると出された結論は正解だと思います。エクシブは残念ですが商品がいいからと言って延々と所有する事には無理があると考えています。何故なら所有する方の状況によって良くも悪くもなる商品だからです。確かに今回の訪問は商売と考えれば良いのかもしれないがちょっとさみしくなる一日でした。

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