ハイメディックって何?③
- Admin
- 2017年8月15日
- 読了時間: 3分
過去2回に渡りハイメディックの検診についてお話してきました。
山中湖内で始まったハイメディックですが、時代の流れとともにいくつかの病院などでPET検診を取り入れるところが出てきました。では今では探せば受けられる事が出来るようになったPET検診ですが、ハイメディックと何が違うのでしょうか。
ハイメディックのここがすごい!
ほとんどの方がPETにしろCTにしろMRにしろ、その機械すべて一緒だと思われてますよね。はたしてその認識正しいのでしょうか。
例えば自動車でも、軽自動車のような車もあればファミリーカーもあったり、又、スーパーカーのような自動車もあります。これはそれぞれ出るスピードが違うのは皆さん理解できると思いますが、検査をする時の機器について疑問に思う方はほぼいません。
先日PET検診を受ける時にぶどう糖の疑似体を利用するという話をしましたが、このぶどう糖の疑似体の事をFDGと呼ぶのですが、正確に言うとPETが高額なわけではなく、このFDGを作る機械サイクロトロンと呼ぶのですが、こちらを生成する機器が高いのです。
そのため多くのPET検診施設ではPETを購入して、このFDGを生成するサイクロトロンを持たずデリバリーで検査している所が多いのです。ハイメディックのFDGはどこも院内製造されています。それは日本核医学界からもFDGの生成に関しては院内製造が望ましいとうたわれているからです。
他の検診がクラベールは駄目だとは思いません。病院も経営があるため院内製造は理想でしょうが経営を考えるとデリバリーが現実路線なのではないでしょうか。
MRIもいろいろあるんですね。PETを受けた事ない方でもMRIやMRAなどは受けた事あるという人多いのではないでしょうか。もし暇があればお近くの病院どんなMRを使っているのか調べてみて下さい。このMRIですが磁力の大きさを表すテスラという国際単位で解析能力を表します。その数値が大きいほど解析能力が高いとなるわけですが、0,2テスラから3,0テスラまであります。
ハイメディックは全ての施設で3,0テスラを置いてます。以前は山中湖でハイメディックを始めた当初は3,0テスラなどというMRIは存在しなかったわけですが、ハイメディックはどちらの施設も順次解析能力の高いものが出ると入れ替えるという事をやっています。
CTに関してはどうでしょうか。よく医療ドラマで腹部の輪切りの画像とか出てきますよね。そうです。それがCTの画像です。はたして皆さんが受けた事あるCTってどんなCTでしょうか。これはCTのスライス厚というのがあります。簡単に説明します。
ある40cmの大根があるとします。その大根を4分割したのか8分割したのかでは、見えるものが変わります。例えば4分割したものですと厚さ10cmぐらいでしょうか。8分割したもであれば厚さ5cmぐらいでしょうか。10cmに切ってしまうとこの10cmの間に病気の原因があったとしても当たり前ですが発見はできませんよね。
但しこのスライス厚ですが、必ずしも薄ければよいといわけではありません。スライスを薄くすればするほどノイズの多い画像となり、病気によってはノイズで隠れてしまうという事もあるのです。
現在ハイメディックの中で一番新しい施設と言われているハイメディック東京ベイでは80列のCTが使われています。おそらく他施設のハイメディックも順次入れ替えていくのではないでしょうか。
これはPET.CT.MRに限った事ではありません。超音波、マンモグラフィーどれをとっても最新の機器を揃えています。
こう考えるとハイメディック高いのもしょうがないですね。
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